2009年9月4日金曜日

UbuntuでEclipseによるOpenGLプログラム開発環境の構築

Ubuntu上でOpenGL(GLUT)プログラムをコンパイル・実行できる環境の構築と、Eclipse上でのGLUTプログラム開発環境の構築についてです。
  • Ubuntu 9.04
  • sun-java6-jdk
  • eclipse 3.5
OpenGL(GLUT)のインストール
端末を開き、apt-getコマンドでGLUT関連パッケージをインストールします。
sudo apt-get install freeglut3 freeglut3-dbg freeglut3-dev
あるいは、「システム」→「システム管理」→「Synapticパッケージ・マネージャ」より、
クイック検索に『glut』と入力してパッケージを探す。

GLUTプログラムのコンパイル方法
例えば、program.cをコンパイルする場合は、以下のようにリンカーオプションを付けてをコンパイルする。
gcc -lglut -lGLU -lGL program.c
ひとまず、以下で公開されているサンプルプログラムがコンパイルできることを確認します。

Eclipse環境の準備
jdkをインストールします。
sudo apt-get install sun-java6-jdk
eclipse.org(http://www.eclipse.org/)より、eclipse SDKをダウンロードします。
「Download Eclipse」というリンクより、(私の場合は)『eclipse classic 3.5.0』をダウンロードしました。

(何となく慣例で)/usr/local以下に展開します。
sudo tar xvzf eclipse-SDK-3.5-linux-gtk.tar.gz -C /usr/local/
自分の所有にパーミッションを変更します。※96inuというユーザであったとします。
sudo chown -R 96inu:96inu /usr/local/eclipse
eclipseを起動させます。
/usr/local/eclipse/eclipse
まずやることは、eclipseへのプラグインインストールです。
eclilpseのメニューの「Help」→「Install New Software...」より、
「Programming Languages」の「Eclipse C/C++ Development Tools」をインストールします。
一旦eclipseを閉じます。

日本語化のために、http://mergedoc.sourceforge.jp/より、peiadesの最新版をダウンロードする。
peliadesをeclispeディレクトリに解凍する
unzip pleiades.zip -d /usr/loca/eclipse/
eclipse設定ファイルを開く
gedit /usr/loca/eclipse/eclipse.ini
最後に行を加えて、下記内容を入力し、上書き保存。
-javaagent:/usr/local/eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades.jar
再びelipseを起動
/usr/local/eclipse/eclipse
EclipseでGLUTプログラミング
新規プロジェクトの作成にて、「C プロジェクト」を選び、「実行可能」→「Hello World ANSI C プロジェクト」を作成する。
自動生成されたソースを編集し、GLUTなプログラムに書き換える。

ビルドを行う前に、プロジェクトのプロパティを開きます。(作成したプロジェクトを右クリックして「プロパティ」をクリック)
「C/C++ビルド」→「設定」を開き、「GCC C Linker」の「ライブラリー」に
glut
GLU
GL
を追加します。
これで、GLUTプログラムのビルド・実行ができます。

以上です。

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