2010年10月25日月曜日

メールで傷つかないために

メールを読んでカチンときたりするのは、受け手の問題ということだが。
相手はそういう意図で書いたわけではないにも関わらず、そう受け取ってしまうのはままあることなのだ。
そんなこんなでコミュニケーションの齟齬が生じて、嫌味の応酬のようなものが始まると、全く不毛な時間の浪費となる。

じゃあどうしたらいいのかと言えば、相手を変えることは土台無理な話なので、自分が変わる必要に迫られる。
相手の意図を察した上で、相手に不快な印象を与えぬように丁寧に返事を返すわけだ。
これで不毛な諍いをせずに済み、一件落着。。。なんてことはない。

相手は相変わらず、自分の感情を逆立てするような書き方しかしてこない。
自分は紳士的に対応しているにも関わらず、そんなことは相手には伝わらない。
そうして自分にばかり負債が増えていくばかり。
さらに普段顔を合わせていてもあまり良好な関係とは言えない人が相手だとすると、ダメージは大きい。

感情の機敏を察知するような人間にとって、メールというのは、かなり辛いツールなのだ。
相手はその気がないにも関わらず、勝手に自滅していくという恐ろしさだ。

さてどうしたものか。
メールというのはそういうものなのだと頭では理解したつもりでも、感情の起想を抑えることは難しい。
相手がそのつもりなら、自分だってそう返してやるなんてことも、そもそも自分は構造を理解しているので、自分の良心を裏切ることになるため、これも自滅行為だ。

いい解決方法かどうかはわからないけれども。
メールに対して、新しい反応パターンを作ることだろう。
徹底的に矯正して学習して覚えこませるということ。
そもそもが自分の感情起想に原因があるのだから、それを捕らえて、再プログラミングするのはそんなに難しいことではないはず。
こうしてまた一つ人格が分断されていくのだけれども。

そろそろ学校教育とかでメールの書き方や感情表現について教える必要があるのだと思う。

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